2009年02月24日

まずは引き直し計算

前回の記事はコチラから


さて、今まで貸金業者が金利を取りすぎていた事がわかりました。
それでは今まで支払った法定利息以上の利息はどういう扱いになってしまうのでしょうか?

これね、払いすぎた分は遡及して(さかのぼって)返金してもらえる可能性がありますの。
まじビックリですよね。

自分が今までどれだけ利息を払いすぎていたか調べるには、「引き直し計算」というものをやらねばなりません。
この引き直し計算。ちょっとややこしいのですが、これをやれば自分がどれだけ余分に利息を払いすぎたか一目瞭然です。

引き直し計算を行うにはまず今までの取引履歴を手に入れなければいけません。
取引履歴とは「いついくら借りていくら返したか」という一覧表のこと。
これは本人であれば貸金業者に直接連絡して手に入れることができます。貸金業者は取引履歴の交付が義務づけられているので、断られることはありません。
※取引履歴の保存期間は10年となっていますので、それ以前の取引履歴に関しては手に入れることが難しい場合があります。

取引履歴が手に入ったら引き直し計算。
引き直し計算はフリーソフトなどを利用して自分でやることも可能ですが、弁護士さんや司法書士さん、そしてファイナンシャルプランナーに頼むこともできます。





同じカテゴリー(FPコラム)の記事

Posted by FP事務所エレファントライフ at 19:38 │FPコラム