2009年04月28日

住宅ローン減税

平成21年度の税制改正で住宅の取得やリフォームなどの優遇策が決定しました。
今回の住宅税制のポイントを簡単にまとめてみます。

【住宅ローン減税 最大控除額は600万円にも!?】
住宅ローン減税

住宅ローン減税とは、住宅ローンの支払いをしている方の年末のローン残高に応じて所得税を控除しましょう!という制度です。
例えば住宅ローンの年末残高が5,000万円あって所得税が50万円だった場合、今回の改正の場合、住宅ローン控除額は500万円となり、所得税50万円が丸々支払わなくて済むことになります。
つまり所得税が0になるってわけです。
住宅ローンを抱えている家庭にとってはかなり助かりますよね。

今回の改正のポイントはこの最大控除額の大きさ。
08年12月31日までだと最大控除額は160万円でしたので、今回の改正で控除額が約4倍近くなったことです。
また所得税からだけではなく住民税からも最大9万5000円控除されます。
どちらも09年10年に入居した場合に減税メリットが最も大きくなります。

また住宅ローンを利用せずに住宅を取得された、住宅ローン控除の恩恵を受けられなかった方々にも、取得した住宅を長期優良住宅にするためにかかった費用のうちの10%を所得税から控除するという新しい制度も新設されました。

他にもリフォーム減税や高性能優良住宅へのフラット35の金利優遇など、消費者に優しい改正が目白押しです。
詳しくは国土交通省のHPをご覧ください。
http://www.mlit.go.jp/

どうせなら不動産取得税を免除してくれたらいいのにねー。
あと印紙税とかね。不動産市場を刺激したいなら、ここからへたな税金を取らない方がいいのに。
どうせ固定資産税とか払わなきゃいけないんでしょ?
取得時くらい税金を見逃してくれよーって感じです。

何はともあれ、今年来年は住宅購入のチャンスとも言えますが、人生に一度あるかないかの大きな買い物。
しっかりライフプランニングを作成し、後悔しないマイホーム購入計画を立てていきたいものです。



同じカテゴリー(FPコラム)の記事

Posted by FP事務所エレファントライフ at 04:49│Comments(0)FPコラム
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。