2010年05月14日

海兵隊ってなにやってるの?

ネオキの会からのお知らせです。

宜野湾市の普天間基地移設問題で話題にあがる「海兵隊」について、あまりわからない方が多いと思います。私もそうです。

えーと、確か米軍には陸軍、海軍、空軍、そして海兵隊があって、海兵隊は戦地や紛争地域に一番にかけつける特攻部隊なんだそうです。
※間違っていたらご指摘ください

以前、映画「アメリカばんざい」で海兵隊の訓練の様子(すごいハードだった。言い方悪いけどまるで洗脳みたいだった)や、出兵から戻ってきた兵士のその後の様子(メンタル面に支障をきたしていたり浮浪者になっていたり)を見たとき、海兵隊になるってこと(他の部隊もそうだと思うけど)は普通の若者が「人を殺しちゃいけない日常」から「人を殺さなきゃいけない日常」へ先頭を切って突撃しなければいけないってことなんだなーと胸が痛くなりました。

さて、その米海兵隊に日本人で初めて入隊された方がいらっしゃることをご存知ですか?
もちろん私は全く知りませんでした。
今回のネオキの会は日本人初の米海兵隊員、高梨公利さんをお迎えし、米海兵隊の実態や高梨さんが実際に経験した諸々をお話いただきます。

普天間基地移設問題で海兵隊の存在が取りざたされる今だからこそ、よくわからないよく見えない海兵隊についてお話を聴いてみませんか?

詳しい内容は下記の通りです。


=元海兵隊員がホンネで語る=
「海兵隊って何やってるばー?」


普天間「移設」問題で、あらためて「存在意義」が問われている沖縄の米海兵隊。
沖縄を拠点に、古くはベトナム、最近はイラクやアフガニスタンなど世界中への出撃を繰り返し、多くの隊員の命を失い、それ以上に多くの人々を殺してきました。

沖縄では普天間のみならず、北部のキャンプ・ハンセンやシュワブ、北部訓練場まで広大な土地を占有し、ヘリの爆音や演習での山火事、基地外でたびたび引き起こす事件・事故など、「厄介者」としての顔ばかりが目立つ存在です。

けれど、そんな彼らが普段、フェンスの向こう側で、どんな生活をして、何を考えているのかを知る機会は、意外に多くありません。

そこで、日本人で初めてアメリカ海兵隊に入隊し、沖縄のキャンプ・シュワブでも駐留経験がある高梨公利さんをお呼びして、海兵隊員の素顔についてあれやこれやとお聞きしたいと思います。

海兵隊が沖縄で行っている訓練や、ものの感じ方・考え方、沖縄の人たちのことをどう見ているのかなど、これまで聞けなかったことを何でも聞いてみましょう。


<高梨公利(たかなし・きみとし)さんのプロフィール>
1971年生(39歳)
広島市出身
1989年、18歳で陸上自衛隊に入隊。千葉県習志野駐屯地で2年間勤務の後、除隊。
1990年、渡米。高校に通いながら永住権を習得。
1994年、23歳で米海兵隊に入隊。第2海兵隊第1大隊武器中隊に配属。
1995年、沖縄のキャンプ・シュワブに6ヶ月間勤務。
1998年、4年間勤務の後、除隊。
2000年、日本に帰国。
2010年、東京の民間会社に勤務。




日時:5月23日(日)、午後1時〜4時

場所:沖縄大学3号館101教室

参加費:無料


主催:「元米海兵隊員、高梨公利さんに聞く」実行委員会
(連絡先: neokinokai@yahoo.co.jp )





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Posted by FP事務所エレファントライフ at 20:43│Comments(0)ネオキの会
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