2008年08月11日
東村高江
ネオキの会の合宿に行ってきました。
今回のメインイベントはヘリパッド建設中止を訴える東村高江に行くこと。
新聞やテレビなどでたびたび報道されていますが、私自身高江にお邪魔するのは初めてでした。
ヘリパッド建設反対の座り込みを行っている安次嶺さんに話を伺いました。
東村高江は北部訓練場に隣接する農業で生活する高齢者の割合が多い人口160人の小さな集落です。
「北部地域振興策」という名のアメをちらつかせ、ヤンバルクイナやノグチゲラなどの貴重な生物が住む豊かな森に突如ヘリパッド建設計画が浮上しました。
住民はもちろん反対しました。反対派の村長も就任しました。しかし村長は就任から数日でヘリパッソ建設受け入れを表明しました。本意ではないはずです。なんらかの圧力があったと思われます。
それから六カ所のゲート前をたったの4家族で座り込み、建設着工を阻止する座り込みが始まりました。
このヘリパッド建設が環境に及ぼす影響をまとめたアセスも公表されました。もちろん建設するためのアセスなので「環境に影響なし」との結果がでました。
しかし人間に与える影響(騒音、ヘリから出る電波などによる影響など)に関してのアセス調査は行われていません。
このヘリパッドを利用するアメリカでは本国でこのような軍事施設を建設する際、環境はもちろん周辺住民に与える影響なども完全に調査することが義務づけられています。そもそもアメリカでは民家に隣接した場所に軍事施設を建設すること事態があり得ないこと。
沖縄はアメリカではないから調査もおざなりになるということが許されることなのでしょうか?
現在は座り込みが手薄になる夜中や明け方に業者が作業を進めることも多いようです。座り込みを行っている方にも生活があります。仕事しなきゃご飯だって食べられません。
たったの4家族では対応が追いつかないのが現状です。
「今一番何が必要ですか?」と聞きました。
「一緒に座り込んでくれる方が欲しいです。本当に人手が足りないのです。どうかお願いします」
建設反対の座り込みを行うことで、本来着工予定だった去年7月から今現在までまだ着工されていません。これは本当にすごいことだと思います。
反面、辺野古の基地建設反対から10年もの間座り込み反対運動をしていながら今もなお激しい闘争が続いている現状に、高江のこれから長く続くであろう反対活動に気が遠くなりそうでした。
ゲートを数カ所廻りました。各所で「ヘリパッド建設反対」の看板を掲げ頑張っている方がいました。決して多い人数ではありません。
その一方でやんばるの森の深さ、美しさに魅入られました。
この貴重な森に軍事施設を作るだなんて。静かな森に騒音をまき散らすなんて。胸が痛くなりました。
お時間ある方、ぜひ東村高江まで足を伸ばしてみてください。そして話を聞いてみてください。
同じ沖縄に住んでいる方が沖縄の貴重な森を守ろうと頑張っています。せめて興味関心を持ってください。それだけでも何かが変わるかもしれません。
やんばる東村高江の現状ブログ
http://takae.ti-da.net/
東村高江ヘリパッド建設運動HP
http://waraba.at.infoseek.co.jp/okinawa-higashison-takae.html
Voice of TAKAE(フライヤーPDF)
http://nohelipadtakae.org/files/VoT2008June.pdf
私も自分自身何ができるか考えていこうと思っています。
今回のメインイベントはヘリパッド建設中止を訴える東村高江に行くこと。
新聞やテレビなどでたびたび報道されていますが、私自身高江にお邪魔するのは初めてでした。
ヘリパッド建設反対の座り込みを行っている安次嶺さんに話を伺いました。
東村高江は北部訓練場に隣接する農業で生活する高齢者の割合が多い人口160人の小さな集落です。
「北部地域振興策」という名のアメをちらつかせ、ヤンバルクイナやノグチゲラなどの貴重な生物が住む豊かな森に突如ヘリパッド建設計画が浮上しました。
住民はもちろん反対しました。反対派の村長も就任しました。しかし村長は就任から数日でヘリパッソ建設受け入れを表明しました。本意ではないはずです。なんらかの圧力があったと思われます。
それから六カ所のゲート前をたったの4家族で座り込み、建設着工を阻止する座り込みが始まりました。
このヘリパッド建設が環境に及ぼす影響をまとめたアセスも公表されました。もちろん建設するためのアセスなので「環境に影響なし」との結果がでました。
しかし人間に与える影響(騒音、ヘリから出る電波などによる影響など)に関してのアセス調査は行われていません。
このヘリパッドを利用するアメリカでは本国でこのような軍事施設を建設する際、環境はもちろん周辺住民に与える影響なども完全に調査することが義務づけられています。そもそもアメリカでは民家に隣接した場所に軍事施設を建設すること事態があり得ないこと。
沖縄はアメリカではないから調査もおざなりになるということが許されることなのでしょうか?
現在は座り込みが手薄になる夜中や明け方に業者が作業を進めることも多いようです。座り込みを行っている方にも生活があります。仕事しなきゃご飯だって食べられません。
たったの4家族では対応が追いつかないのが現状です。
「今一番何が必要ですか?」と聞きました。
「一緒に座り込んでくれる方が欲しいです。本当に人手が足りないのです。どうかお願いします」
建設反対の座り込みを行うことで、本来着工予定だった去年7月から今現在までまだ着工されていません。これは本当にすごいことだと思います。
反面、辺野古の基地建設反対から10年もの間座り込み反対運動をしていながら今もなお激しい闘争が続いている現状に、高江のこれから長く続くであろう反対活動に気が遠くなりそうでした。
ゲートを数カ所廻りました。各所で「ヘリパッド建設反対」の看板を掲げ頑張っている方がいました。決して多い人数ではありません。
その一方でやんばるの森の深さ、美しさに魅入られました。
この貴重な森に軍事施設を作るだなんて。静かな森に騒音をまき散らすなんて。胸が痛くなりました。
お時間ある方、ぜひ東村高江まで足を伸ばしてみてください。そして話を聞いてみてください。
同じ沖縄に住んでいる方が沖縄の貴重な森を守ろうと頑張っています。せめて興味関心を持ってください。それだけでも何かが変わるかもしれません。
やんばる東村高江の現状ブログ
http://takae.ti-da.net/
東村高江ヘリパッド建設運動HP
http://waraba.at.infoseek.co.jp/okinawa-higashison-takae.html
Voice of TAKAE(フライヤーPDF)
http://nohelipadtakae.org/files/VoT2008June.pdf
私も自分自身何ができるか考えていこうと思っています。
Posted by FP事務所エレファントライフ at 13:58│Comments(0)
│ネオキの会
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