フェンスOKINAWA
初日の昨日、早速行ってきました。
フェンスOKINAWA
◆日にち:5月12日(火)から5月17日(日)まで
◆時間:10時から19時
◆場所:那覇市民ギャラリー(パレット久茂地6階)
◆入場無料
石川真生ブログ:
http://blog.livedoor.jp/ishikawamao/
フェンスの写真の数々を見て色んな思いで胸がつまりました。悲しくなりました。
沖縄に生まれ育った私が日常的に目にしているフェンスにクローズアップすることで、沖縄の現状の異常さを改めて突きつけられた気がします。
民家の数メートル先にフェンスで隔てられた米軍基地。日常と非日常が隣り合わせの不気味さ。
北部訓練場を示す杭や深い森の中や海岸にまで張り巡らされているフェンスは一体何に対してその存在を主張しているんだろう。傲慢さも感じ、また愚かさも感じます。
そんな中でちゃっかり黙認耕作地やフェンス沿いの畑で農作業をする沖縄のたくましさ。
いつ戦いに参加してもおかしくない現実に向かい合う米軍人の悲哀。
たくさんの思いが胸をよぎり、涙が出そうになりました。
今回の展示写真の中に一枚だけ私も撮影に同行した写真があります。
普通写真で見るより現実の風景の方が良いと思いますよね?
でも違うんです。
撮影時に一緒に見ていた風景よりも、真生さんの写真で改めてその風景を見る方がよりその情景にインパクトを受け、またメッセージを感じることができるんです。
本当に不思議。
同じように私たちが普段目にしている風景も真生さんの作品になると改めてインパクトとメッセージを感じます。
会場内では真生さんのおっかけ、樋口貴之さんが撮影した真生さんの撮影の様子がビデオ上映されています。
そのビデオの中での真生さんの言葉。
「人は年を取ると挑戦しなくなる。だからこそ今まで"人”をテーマにしてきたけどあえて”風景”を撮ること挑戦した」
(勝手に要約してます。詳細は会場でね)
真生さんの今回のフェンスに対する思いと生き方を感じられる言葉でした。
会場には毎日真生さんがいらっしゃるとのことです。
ぜひ見に行って、感想を伝えてください。
ちなみに昨日は宜野湾からパレットまで自転車で行きました。
1時間くらいかな。行きはゆるーい下り坂なので大分楽でしたが、帰りはかなり辛かった(笑)
学生時代の部活を思い出しました。
それなのに、それなのにー!
今朝体重が1.5キロ増えている。
昨夜それだけ食べ過ぎたってことですな・・・。
今日も自転車通勤で頑張ります。
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