2006年12月24日

定期と終身

定期と終身



保険の事を考えるとき必ずでてくる言葉で
「定期」 と 「終身」 というのがあります。


これは保険の期間を表す言葉で、
その名の通り 「定期」 は一定期間のこと。
そして 「終身」 は一生涯・・・つまり死ぬまでということです。


例えばここに30歳女性向けの2つの保険があります。

=ケース1=

保険期間 : 10年定期
保険内容 : 入院日額5,000円  手術給付金5・10・25万円
保 険 料 : 1,660円


=ケース2=

保険期間 : 終身
保険内容 : 入院日額5,000円  手術給付金5・10・25万円
保 険 料 : 2,610円



保険内容は同じなのになぜ保険料が違うのでしょうか??


答えは 定期 か 終身か にあります。

例えばケース1の場合、契約者が40歳になったら保険期間は終了します。
その後、同じ保険を続けたい時は今の保険料よりも高い保険料になるのは間違いないでしょう。
そして年齢が上がるにつれ保険料はグングン高くなっていきます。
また、保険期間が終わるまでに何か病気をしたとき、
40歳以降は保険に加入できない可能性も出てきます

ケース2の場合は一生涯同じ金額の保険料を支払えば死ぬまで保障されます。
何か病気をしてもそれが原因で解約になることもありません。


ではなぜ保険料が違うのか?

まず病気をするリスクを考えてみてください。

30歳から40歳の間だけなら病気をする可能性は低いです。
しかし40歳から50歳、50歳から60歳と年齢を重ねる毎に病気にかかるリスクは高まります。
リスクが高まると、それと同じく保険料も高くなっていくのです。

終身保険の場合は、最初から定期よりも高めの保険料ですが、
病気のリスクが高まる高齢になっても変わらない保険料ですので
同じ高齢でも保険料は全然変わってきます。

ちなみにケース1の保険に加入した場合、
50歳時の保険料は3,600円ほどになります。
ケース2は変わらない保険料のままです。


さて・・・どちらが得なのでしょうか??



FPとしては一番基本の医療保険はやはり終身型をオススメします
年齢が若ければ若いほど安い保険料で、一生保障が続くんですよ。
その方が安心ですよね。


だからと言って定期型がダメだとは限りません。
自分が病気をしたら困る時期(例えば子供が小さい内とか)だけ
基本の契約に更に上乗せした保険として活用する事もできます


色々な組み合わせ方で損をしない安心した保険を選びたいですよね。



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Posted by FP事務所エレファントライフ at 12:40│Comments(1)FPコラム
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この記事へのコメント
あなたは立派な踊り子でした。
Posted by 橋幸夫 at 2006年12月26日 05:32
 
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