先日、高校時代の友人から保険の見直し相談を受けました。
彼女は現在29歳。
20代前半で入った保険をそのまま継続しているのだけど、
どうやら保険料が高いのと、余分な保障があるのが気になるよう。
どれどれ
と保険証券を見せてもらうと・・・
①独身なのに死亡保障が2000万円以上!!
②若いうちには特に必要を感じない介護保険の特約が!!
③それなのに医療保障が低すぎるし、日数も少ない!!
という内容にちょっとビックリ。
実はこういうケース。よくあるんですよね~。
みなさん、社会人なりたての頃、会社に出入りする保険会社さんや、
知り合いを通じて紹介された保険会社さんに
進められるままに内容がよくわからないまま加入しちゃうんです。
学校出たての子には自分に必要な保険なんてわからないだろうし、
専門用語の多すぎる書類は見るだけで拒絶反応がでちゃいますよ。
それをいいこと(?)に不必要な保障をめいいっぱいつけて契約するっていうパターン。
これって本当に
もったいない!!!
しかも彼女は25歳で投資目的にマンションを購入し、
なんと今年で完済予定で、お金には非常に見通しのきく女性。
そんな彼女でも理解が難しい保険の内容ってあり得ませんよね。
ファイナンシャルプランナーとして以下の通りアドバイスしました。
①独身の彼女にとって死亡保障はそんなに要りません。
あえて言うならば万が一の時のお葬式代や身辺整理のための費用として
100万円から300万円程度でOKです。
②介護特約ももちろん必要だけど、それよりももっと必要なのはガン保険。
2人に1人はガンにかかるこのご時世。
今ガンは治る病気になってますが、やはり治療費は普通の病気よりも高額になります。
ガンに特化した保険に加入すれば安心です。
③医療保障は最低でも日額10000円以上が望ましいです。
日数も日帰り入院から保障されればかなり安心。
病気や怪我で入院することは誰にでも起こりうること。
最低でもこの医療保険だけはぜひ加入をおすすめします。
以上の見直しで彼女の保険料はなんと
7,000円以上安くなりました!!
なんと年間で80,000円以上の節約です。
これで彼女はどんどん財産を殖やせていけるでしょう。
っていうか私もマンションほしい・・・。
不動産投資は彼女に教えてもらう予定のFP友利でしたw